新年気分もほとんどありませんが
引き続き新年のお菓子のお話をさせてください(・ω・)ノ
前回は日本でもここ数年で定番になった
フランスの新年に食べるお菓子
ガレット・デ・ロワのお話をしました
実はイギリスでも古い歴史のあるガレット・デ・ロワに似た
「12th Night cake/トゥエルフス・ナイト・ケーキ」という
クリスマスから数えて12日目にあたる十二夜に食べる
新年をお祝いするお菓子があるのですが
現在のイギリスのお菓子屋さんやお店ではもう見なくなってしまいました(*´Д`)

※写真の王冠をかぶったものが12th Night cakeです
さてこの12th Night cakeですがケーキと名付けられていますが
ベーキングパウダーがまだなかった時代に
イースト(天然酵母)で膨らませたケーキなのです(^^)/
なのでパンに近い軽い食感です
が!
ケーキ生地にはレーズンやオレンジピールが入り
デコレーションとしてアーモンドパウダーから作るマジパンを張り付けて
さらに砂糖と卵白を合わせたロイヤルアイシングで仕上げますので
とっても濃厚で贅沢なお菓子なのです!

ガレット・デ・ロワと同様にフェーブが入ります
こちらのケーキが現在のイギリスのドライフルーツたっぷりの
どっしりしたイギリス流クリスマスケーキの原型と言われています
イギリスでは知っている人もいなくなっているという幻のお菓子
使用している食材はイギリスの人たちが大好きなものばかりなのに…
ちょっぴり寂しいですね(T-T)
お菓子のことはあれこれたくさん書きたくなってしまって長くなりました!
あぁ…イギリスのクリスマスケーキについても書きたい…またいつか、、
2025-01-24 15:22:29
美味しいもの
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